宮崎県産 千切大根(切干大根)
千切大根は相場もの
平成21年新物になりました。しかし、今年はめちゃ高い。お客様からの問合せも多くなっております。独断的にそれがなぜかと申しますと、天候の影響で大根が十分大きくならなかったことが今年度の収量に大きく影響しているようです。また他の作物と同様、以前は中国産千切大根が大量に輸入されていて相場を下げていたのですが、例のギョウザ事件以来日本産を要望する声が高まりました。ところが生産はずっと減少傾向で生産農家も年々高齢化しておりまして、とても需要に追いつけるものではありません。平成20年も実は夏の時期でほぼ品切れをする業者がたくさんいたのでした。市場価格では3月現在で昨年の2倍以上はね上がっています。
宮崎県が全国一の生産量を誇る千切大根(切干大根)。12月中旬から3月初旬ぐらいに毎年生産されます。「大根は年中スーパーに並んでいるのに何で年中つくらないの?」って、よくきかれますが寒い時期にしかこれがうまく乾かないのであります。
このおいしい千切り大根は乾いた寒風の中で天気が良い日に干さないと出来ないわけであります。大根は9月に種まいてすくすくと成長。ほどよい大きさになれば収穫。
大根を洗って千切りにスライスする作業は、まだ夜が明けないうちから始まります。当然、寒ければ寒いほどよいのですが作業は大変です。日当たりのよい畑に設置した棚には大根を散らすようにうすくまんべんなく干してゆきます。細切りされた真っ白い大根がだんだんと明け行く空に輝いていく時です。

短時間に乾くほど製品としては、とてもきれいです。真っ白い千切りがやわらかいクリーム色になって乾きます。
毎年の出来不出来は天候に大きく左右されます。台風、12月からの収穫時期の気温、湿度、晴天、雨天などなど。値段も昔から相場商品としての名が高く、大きく変化します。
鉄分、繊維、消化を助ける大根。おひたしや酢の物、炒め物、ちょっと和風サラダ、おでんの巾着に入れたり、中華肉まんの具となったりと、見た目は地味ですがしっかり日本人の日常食には欠かせない品です。
「千切大根」の使い方
水戻しのしかた
使い方は、水戻してやわらかくなったらOKです。あまり水つけすぎると味も栄養も水に出てしまうので10分から15分程度が目安。ビタミンBやCは水中に溶け出すのでもどし汁ごと調理するのもよいかもしれません。
酢の物でしたら一回に30グラム程度で4人前の小鉢出来上がります。

保存方法
常温で冷暗所保存、賞味期限は6ヶ月を基準としております。 千切大根は水分15%程度、糖分も12%ほどありますので、冷蔵庫に保管するほうがずいぶんと劣化を抑えることができます。 よく茶色に変色するのはこの糖分のためです。多少茶色になっていても十分にお料理に使えます。
千切大根の成分

大根を天日干しにすることで甘味がさらに増し、生の大根に比べて骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、悪性貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍とだんぜん栄養価が高まっています。このほか食物繊維が豊富に含まれております。食物繊維のはたらきはコレステロールを体外に排出することで、動脈硬化を予防したり便秘を改善し、美肌にも効果的といわれています。

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